「知的資源と文化を結びつけ、街に発信する図書館」
黒磯駅前図書館プロポーザル案
2016. Mar. 13
子連れ家族や学生、高齢者など地域住民はもちろん観光客や登山客など、人々が多方向からいろんな動機で訪れることができる図書館。西口広場では図書館からが飛び出したブック屋台は新しい人と情報の出会いを創出する。2階は大半が通り抜け可能な屋上公園になっている。地元FM局や地方紙の出張所が入るローカルメディアセンターが設置され、様々な形の情報に触れられる。
1階中央には開架書庫があり、建築と本棚と家具の関係性の中に様々な居場所が生まれ、本を借りなくてもその場に居たくなるような明るく開放的な空間。外周には小さな部屋があり、各種専門書コーナーや地域の未来について考え発信していく地域会議室になっている。ハイサイドライトを介して拡散光が降り注ぎ、自然換気を促す。
協働設計│倉林貴彦建築設計事務所
構造協力│KKSエンジニア
設備協力│日総建